お腹の不安を、手放したいあなたへ

IBSの原因は「腸脳相関の乱れ」

IBSは、腸に明らかな病変がなくても、腸が敏感になりすぎたり動きすぎたりする状態です。
この背景には、「腸脳相関（gut-brain axis）」と呼ばれる、腸と脳をつなぐ神経ネットワークの乱れがあると考えられています。

ストレスや緊張、不安を感じると自律神経が乱れ、腸が過剰に動いて下痢や痛みを引き起こしたり、逆に動きが鈍くなって便秘になったり。
また、女性は月経周期やホルモン変動の影響を受けやすく、症状が悪化する時期もあります。

薬で症状を一時的に抑えることもできますが、根本的にはこの「腸と脳のバランス」を整えることが必要なのです。

鍼灸でできること

鍼灸は、IBSの背景にある自律神経の乱れやストレス応答に直接働きかけ、腸の過剰な反応を和らげることが期待できます。

東洋医学では、消化吸収を司る「脾」、神経活動や血流の巡りを司る「肝」、ストレス耐性や水分代謝に関わる「腎」のバランスを整えることで、IBSを改善していきます。また、西洋医学的にも鍼灸の効果は研究されており、以下のようなメカニズムが報告されています。

✅ 副交感神経（リラックスモード）を優位にし、腸の動きを正常化する
✅ 腸の感覚過敏を抑え、痛みや張りを感じにくくする
✅ 深い呼吸を促し、心身の緊張を和らげる
✅ 睡眠の質やホルモンバランスの改善に寄与する

実際に施術を受けた多くの方から、
「外出するのが怖くなくなった」
「生理前のひどいお腹の張りが気にならなくなった」
「呼吸が深くなって、気持ちまで軽くなった」
というお声をいただいています。

あなたの不安に、寄り添います

当院は、IBSに悩む女性のために、静かでリラックスできる空間を整えています。
問診と触診から症状の背景やお悩み、生活習慣まで伺いながら、あなたに合った施術プランをご提案します。

どれだけ症状がつらくても、身体が“治る”を失ったわけではありません。
鍼灸を通してまた動き出せる力が、あなたの中に眠っています。

まずは、お腹と心の声に耳を傾けるところから。
「どうにかしたい」と思ったその日が、一歩目です。
私が、その一歩をそっと支えます。

＊症状の診断がついている方も、まだ病院に行っていない方も、お気軽にご相談ください。
あなたの毎日が、少しでも楽になるお手伝いができたら嬉しいです。